複数のサブスクリプションが混在する場合は、配信元ごとにグループを作り、メイン画面の検索と更新時の絞り込みを使い分けましょう。この記事では、グループの追加、インポートの確認、絞り込みの設定、一括更新、重複の整理まで順に解説します。サブスクリプションは追加できても、長いリストの整理に困っているv2rayNユーザー向けです。例に登場する名称や件数はマッチングルールの説明用であり、実際のサービス品質を示すものではありません。
1. 配信元ごとに分け、用途がわかる名前を付ける
サブスクリプションURLは設定の配信元、サブスクリプショングループはクライアント上で配信元を管理する入れ物、サーバー項目は個々の接続設定です。グループ名を「香港」にしても、グループ内のサーバーがすべて香港にあるとは限らず、ルーティングルールも変わりません。グループはリストの整理に使い、ルーティングは通信の出口を決めるものです。両者は置き換えられません。
「配信元+用途」の短い名前がおすすめです。たとえば「配信元A-通常」「配信元B-予備」「配信元C-テスト」のようにします。グループ名にサブスクリプションURL全体を使うのは避け、特にURL内のトークンは含めないでください。メイン画面や共有ログのスクリーンショットに、機密情報が写り込むおそれがあります。
配信元ごとにグループ分け
おすすめURLごとにグループを作り、名前に通常・予備などの用途を加えます。更新に失敗した際に配信元を特定しやすく、絞り込み条件を変更しても他のサブスクリプションに影響しません。
おすすめのケース:2つ以上のサブスクリプションを継続利用し、それぞれ個別に更新・トラブル対応したい場合。
手動設定は別に管理
手動で追加した接続と、サブスクリプションから生成されたリストは分けて管理しましょう。一時的な変更を配信元の設定と取り違えにくくなります。サブスクリプションの更新で項目が再生成される場合があるため、大切なローカル変更は別途保存してください。
おすすめのケース:個別の接続設定を互換性テストに使う場合や、手動設定を一時保存したい場合。
2. グループを追加し、インポート全体を確認する
ここでは、v2rayNの中国語版でよく使われるメニュー名を例に説明します。デスクトップ版によってボタンの位置が異なる場合があります。「サブスクリプショングループ設定」画面を開き、エイリアス、URL、絞り込み欄を確認してください。個別サーバーの編集画面はサブスクリプションの追加画面ではありません。初回は絞り込み式を入力せず、まず元のリストを正常に取得できることを確かめましょう。
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グループ設定を開く
メイン画面で「サブスクリプショングループ」→「サブスクリプショングループ設定」と進み、画面内の追加ボタンから登録します。エイリアスには「配信元A-通常」と入力し、グループのタブから配信元を判別できるようにします。
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サブスクリプションURLを入力
サービス提供元から案内されたサブスクリプションURL全体をURL欄に貼り付け、前後の空白や意図しない改行がないか確認します。ログインページや注文ページ、個別のVLESS共有リンクをサブスクリプションURLとして入力しないでください。
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保存してグループを選択
設定を保存し、メイン画面に戻って作成したグループを選択します。初回はすべてのグループを一括更新せず、このグループだけを更新してください。ダウンロードや解析のエラーを他の配信元のメッセージと切り分けやすくなります。
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更新してログを確認
「サブスクリプショングループ」メニューから「現在のサブスクリプションを更新(プロキシを使用しない)」を選択します。現在のネットワークからURLにアクセスできず、利用可能な接続がある場合は、「プロキシ経由」の更新項目を選んでください。括弧の表記はお使いの環境のメニューに従います。
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インポート結果を確認
メイン画面の検索欄を空にし、現在のグループにサーバーが表示されるか確認して、更新ログの結果を記録します。リストが正常に表示されたら、ほかの配信元を追加し、最後に各グループの絞り込み条件を設定します。
3. 検索とサブスクリプションの絞り込みを使い分ける
メイン画面の検索は、インポート済みサーバーをすばやく探すための機能です。キーワードを消すと、該当しなかった項目も再び表示されます。一方、サブスクリプショングループの絞り込み欄は、更新結果を処理するためのものです。一時的に日本のサーバーを探すなら検索を使い、特定の配信元から指定した名前の項目だけを継続して取り込みたい場合は、グループの絞り込みを検討してください。
| 操作 | 設定場所 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 一時的な検索 | メイン画面のサーバーリスト付近にある検索欄 | キーワードを入力して検索し、消すとリスト表示に戻る |
| サブスクリプション名の絞り込み | サブスクリプショングループ設定の絞り込み欄 | 保存後に現在のサブスクリプションを更新し、取り込まれた項目を確認 |
| ルーティング | ルーティング設定 | 対象リクエストに適用されたルールと出口を確認する。グループ名だけで判断しない |
v2rayNの一部バージョンでは、サブスクリプションの絞り込み欄が「エイリアス正規表現」と表示されます。ここで照合するのはサーバーのエイリアスであり、サブスクリプショングループ名ではありません。また、サーバーの実際の地域を確認する機能でもありません。お使いの環境で欄の名称が異なる場合は、説明を読み、正規表現に対応していることを確認してください。通常の検索欄に正規表現を入力し、同じ書式で動作すると決めつけないでください。
- 実際のサーバー名からキーワードをコピーして使いましょう。リスト上の表記が「香港」なら、「HK」だけでは一致しない可能性があります。
- 日本語表記、空白、大文字・小文字、前後の文字列によって一致結果が変わることがあります。配信元が名前を変更した場合は、ルールを再確認してください。
- 絞り込みで変わるのは対象項目だけです。VMess、VLESSなどの接続パラメーターは変更されず、遅延が自動的に改善するわけでもありません。
4. 6つの名前で正規表現による絞り込みを確認
ルールを適用する前に結果を予測できるよう、以下の固定サンプルで説明します。1つのサブスクリプションから次の6つのエイリアスが取得され、そのうち香港と日本の通常・予備項目を残す想定です。サンプルに実際のURLやアカウント情報は含まれていません。
通常-香港-01
通常-日本-01
通常-シンガポール-01
予備-香港-02
テスト-日本-02
有効期限のお知らせ
絞り込み欄が正規表現に対応している場合は、以下の抽出ルールを使えます。^ は名前の先頭、| は「または」を表し、括弧で選択肢をまとめます。このルールでは、名前が「通常-」または「予備-」で始まり、その直後に「香港-」または「日本-」が続く項目を抽出します。
^(通常|予備)-(香港|日本)-
残るのは1、2、4番目の項目です。「テスト-日本-02」は「日本」を含みますが、接頭辞が条件と一致しません。「有効期限のお知らせ」も残りません。実際のサブスクリプションでは異なる命名規則が使われるため、名前を確認せずにこのルールを流用しないでください。香港または日本だけを含めたい場合は、まず香港|日本のような単純な式から試せます。
要点:サンプルで確認してからグループを更新
残したいエイリアスと除外したいエイリアスを少なくとも1つずつ選び、正規表現と照らし合わせてから保存し、現在のサブスクリプションを更新します。結果が0件なら、まず絞り込みを消してインポートを復旧してください。URLとコアを同時に変更するのは避けましょう。
5. 一括更新と重複整理は分けて行う
すべてのグループで個別のインポートが成功したら、「サブスクリプショングループ」メニューから「すべてのサブスクリプションを更新」に相当する項目を選びます。一括更新は設定の同期を行うもので、すべての配信元の更新成功を保証するものではありません。グループごとにログを確認し、どの配信元で失敗したかを特定してください。直接接続とプロキシ経由の更新は、サブスクリプションを取得するネットワーク経路の違いであり、無効なトークンを直すものではありません。
重複の整理は別の操作です。同じエイリアスでも、アドレス、ポート、ユーザー識別子、トランスポート設定、TLSパラメーターが異なる場合があります。反対に、名前が違う2つの設定が同じサービスに接続することもあります。重複の判定方法はクライアントのバージョンで変わる可能性があるため、名前だけを基準に一括削除するのは避けてください。
- まず復元手段を確保:操作前に、クライアントのバックアップまたはエクスポート機能で設定と必要な項目を保存します。バックアップファイルも機密情報として扱ってください。
- 対象範囲を限定:整理するグループを選び、「重複サーバーを削除」などのコマンドに表示される確認内容を読みます。対象が現在のグループ、選択項目、またはリスト全体のどれかを把握してください。
- パラメーターを確認:重複の疑いがある項目を選び、アドレス、ポート、プロトコル、トランスポート設定を確認します。判断できない場合は、配信元が明確な項目を残し、複数グループをまとめて削除しないでください。
- 最後に接続テスト:現在使用しているサーバーが残っており、接続できることを確認します。再更新後に重複項目が戻るなら、配信元が引き続きその設定を提供しているということです。ローカルで削除しても、恒久的な絞り込みにはなりません。
長期的に残す項目を、手動削除だけで管理するのも避けましょう。サブスクリプションを更新すると、配信元に残っている項目が再び追加されることがあります。継続して適用したい条件は、対象グループの絞り込み欄に設定してください。サブスクリプションから生成されたノードを手動変更した場合も、次回更新で変更が上書きされる可能性があります。
6. リストが空になる・更新に失敗する場合の対処
トラブル対応ではほかの条件を固定し、一度に変更する項目を1つにします。まず現在のグループと検索条件を確認し、次に絞り込みルール、最後にネットワークとサブスクリプションの応答を調べます。リストが空でも、すべてのサーバーが使えないとは限りません。
絞り込みを設定したらノードが全部消えた場合は?
まずメイン画面の検索欄を空にして、正しいグループを選択しているか確認します。次に「サブスクリプショングループ」→「サブスクリプショングループ設定」を開き、そのグループの絞り込み欄を空にして保存し、現在のサブスクリプションを更新します。復旧したら、確実に存在するキーワードから始めて、段階的に対象を絞り込みましょう。
更新がタイムアウトしたら、すぐにプロキシ経由に切り替えるべき?
まず、既存の接続で実際にネットワークへアクセスできることを確認し、「現在のサブスクリプションを更新(プロキシを使用)」を試します。使えるサーバーがなければ、この方法でも接続できない可能性があります。その後、サブスクリプションのドメイン名解決、現在のネットワーク接続、ログを確認し、すべての配信元を何度も更新するのは避けてください。
ログに401または403と表示されます。絞り込みを変更すれば直る?
これらのステータスコードはコンテンツ取得時に発生するため、絞り込みルールが使われる前の段階であることがほとんどです。URLが完全か、サブスクリプションが有効か、サービス提供元がリクエスト方法やクライアント識別子を制限していないか確認してください。提供元の案内に従って対処し、URLの問題を隠すためにユーザーエージェントを適当に変更しないでください。
更新成功と表示されるのに、日本のノードが見つからないのはなぜ?
まず検索と絞り込みを解除して再更新し、配信元がその名前の項目を実際に提供しているか確認します。「日本」ではなく「JP」と表記される場合もあります。ログに解析エラーや未対応設定のメッセージがある場合は、サブスクリプションの形式とクライアントのバージョンを確認してください。ダウンロードに成功しただけで、すべての項目がインポートされたとは限りません。
7. 整理後のメンテナンス手順
日常のメンテナンスでは、手順をシンプルに保ちましょう。現在のサブスクリプションを確認し、絞り込み結果を確認してから、接続テストを行います。更新のたびにグループを並べ替えたり、正規表現を変更したりする必要はありません。配信元の名前を一定にしておくと、問題発生時に直前の正常な状態と比較しやすくなります。
- 配信元を追加するときは専用グループを作り、絞り込みなしでインポートしてURLが有効か確認します。
- 実際のエイリアスを確認してから絞り込みを設定し、個別に更新して残った項目を確認します。
- 一括更新後は配信元ごとにログを確認し、失敗したグループだけを再試行します。
- 配信元で名前が変更されたときやサブスクリプションURLが変わったときは、絞り込みルールを再確認し、必要な設定のバックアップを保管します。
グループ分けと絞り込みで設定を使いやすく整理できますが、接続確認の代わりにはなりません。実際の接続状況は、サブスクリプション内のパラメーター、現在のネットワーク、コアの対応状況、サーバーの状態によって変わります。まず配信元ごとにリストを整理してから、速度やルーティングの問題に取り組むと、原因を絞り込みやすくなります。